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Stryfe

「STRYFE(ストライフ)」は2013年に発売されたN-STRIKE ELITE]シリーズの電動セミオートブラスター。クリップシステムを採用。

エリートダーツ6発装填可能なクリップ、説明書が付属する。単三電池4本で可動。

また、日本未発売モデルとしてダーツの発射パワーを向上させた「STRYFE ELITE XD」モデルも存在する。こちらは通常版の青主体のカラーに対し、オレンジ主体で塗装されている。

詳細[]

タクティカルレールは銃口下部の短いレールと、後部の長いレールの2つ。延長バレルと延長ストックをそれぞれ装着可能。

大きなメイントリガーの前後には2つのスイッチが備えられている。下部の小さなトリガーはモーターのスイッチである「acceleration trigger(アクセレーショントリガー)」。前方のボタンはクリップを取り外す時に使うクリップリリースボタンである。アクセレーショントリガーを押しているあいだはフライホイール(ピッチングマシーンのアレを想像して頂きたい)が回転する。メイントリガーを引くとクリップからダーツがフライホイールに押し込まれ、加速するというメカニズムを採用している。

銃口内部にはRETALIATOR(リタリエイター)の拡張バレルと同様に反時計回りにライフリングがある。本ブラスター自体、電動式になったリタリエイターと言える製品である。

使い方[]

  • ①電池を装填。銃身後部右側の電池ボックスをドライバーで開放して収納する。
  • ②クリップへダーツを装填し、クリップをブラスターへ装着する
  • ③アクセラレーショントリガーを引いてフライホイールを始動
  • ④メイントリガーを引くとダーツが発射される。コッキング動作は必要ないため、続けてメイントリガーを引けば連射可能
  • ⑤撃ち終わったらクリップリリースボタンを押し、クリップを取り外す

※途中で弾が詰まった場合は、マガジン挿入部上部のクリーニングホルダーを開けてダーツを取り出す

評価[]

  • 電動セミオートタイプの基本型として、手軽に楽しみたい層向け。アメリカ本国では改造モデルのベース品としても重宝されているらしい。
  • 商品単体のプレイバリューは低い。オプションパーツが一切付属しないのはともかく、せっかくの連射型なのに最低容量の6発クリップしか付属しない所が商売上手(下手?)。事実上リタリエイターとの「2個買い」が推奨されていると言っていいだろう。
  • 初期販売型には「18発クリップを装填してもダーツが撃てない」という重大な欠陥がある。どうやらクリップキャッチ部の構造が悪く、メイントリガーを引いてもダーツを上手く繰り出せなくなっているようだ。

備考・小ネタ[]

  • フライホイール方式の宿命として、高速で連射するとダーツの飛距離が目に見えて落ちる。ダーツとの摩擦で回転スピードが落ちてしまうためだ。このため、フルパワーで発射したいのならば一定のインターバルを作ってトリガーを引いてやる必要がある。
  • クリーニングホルダーを開くとフライホイールの回転が遅くなる。クリーニングホルダーを開けるとフライホイールが止まるセーフティ機能からくるものである。
  • 装弾を感知してトリガーをロックするパーツがある。痛んでへなへなになっているダーツを使用した場合、これを押し上げることができないので発射できなくなる。
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