正式名称は「STAR WARS NERF EPISODE Ⅶ CHEWBACCA BOWCASTER」。日本名は「 スター・ウォーズ ナーフ チューバッカ ボウキャスター」。
2015年公開の映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』とのコラボレーションモデルである。1999年発売の「Chewbacca's Bowcaster」とは別物なので注意。
付属品として、スコープ、専用塗装(先端部が半透明・緑色)のエリートダーツ5本が同梱されている。
詳細[]
◆本体◆[]
CROSSBOLT(クロスボルト)と同じく、ゴム弦で直接ダーツをはじき出すクロスボウ型の単発ブラスター。タクティカルレールは本体上部に1つを装備。ストラップホールは銃口直下とストック下部に空けられている。本体右側面にはダーツ4発を懸架可能なストレージホルダーを装着可能(他ブラスターへの流用は不可)。
梱包状態では弓、ストック部分、ストレージホルダーが分離しているため、これらを組み立ててやる必要がある。ストレージホルダーの保持力に不安が残るため、接着剤で固定してしまうのもよいだろう。
スター・ウォーズナーフは年少の子供向けの大きさに作られているが、本機はその中でも特に小さい。特にストックの短さはいかんともしがたいものがある。
◆付属品◆[]
- スコープ
珍しい双眼鏡型。のぞき窓が非常に小さい。
使い方[]
- ①直接ゴム弦をひっぱり、本体内部のレバーに固定する
- ②ダーツを装填する
- ③トリガーを引くと発射
空撃ち防止策として、ダーツを装填していないとトリガーが動作しないようになっている。手元にダーツが無い状況で弦を引っかけてしまうと戻せなくなるので注意しよう。
評価[]
- 本体サイズ、発射プロセス、射撃性能……等々、お世辞にも扱いやすいブラスターとは言えない。
- ストックは中学生以上の年齢ではまず持て余す。装着せずにハンドガンとして使うのも有りかもしれない。
- プランジャーと異なりダーツにかかる負荷が安定しないため、飛距離や弾道はダーツの状態に大きく左右される。痛んだダーツを使うと縦方向にスピンしてちっとも飛ばないこともあるので、厳選は怠らないように。
- スター・ウォーズナーフ全般に共通することだが、商品規模に対して定価の割高感が否めない。恐らくは版権料の関係だろう。
備考・小ネタ[]
- 原案は、ウーキー族のチューバッカがシリーズを通して愛用している「ボウキャスター(ウーキー・クロスボウ)」。爆発弾やエネルギー内蔵弾を射出するウーキーのローテク武器で、射程は短いが破壊力は絶大。ウーキー文化の例に漏れず、チューバッカのボウキャスターも彼自身が制作した「魂の武器」である。
- 原案とナーフの著しい差異は「カラーリング」。設定では木製のボウキャスターも存在するが、チューバッカの物は完全スチール製なので本来はガンメタル色。更に発射する光弾も赤色である。
- 弓とストックは本体に装着すると2度と外すことが出来ない。
- ストックは、本体接続部の「返し」になる楔状パーツを切り取ってしまえば、固定力と引き換えに着脱可能にできる。
- 店頭で探す場合、ナーフ売り場ではなく、スター・ウォーズ関連商品の売り場に置かれていることが多いので注意。