「APOLLO XV-700」は、2015年に販売を開始したRIVALシリーズの手動単発式ブラスター。ブルー/レッドの2カラーが同時発売されている。
付属品として7連ラウンドマガジン1本、ハイ・インパクトラウンド(HIR)7個が同梱。2016年にはフェイスマスクとHIR7個を追加同梱したセット商品もリリースされている。
詳細[]
ラウンドマガジンを採用したハンドガンモデル。本体上部に突き出たコッキングハンドルを前後させることで次弾装填とコッキングを行う。ストック末尾にはコッキング状態を示すインジケーターが設置されている。
マガジンは実際の拳銃の様にグリップ底部から挿入する(グリップ下部にマガジンリリースボタン有)。グリップ直上にはトリガーをロックするセーフティボタンを、本体後部左側面には弾詰まり用の強制排除レバーを搭載している。
タクティカルレールは銃身上部にショートタイプ1本を装備。マガジンは12連タイプも使用可能。
遊び方[]
- ①ラウンドマガジンにHIRを装填する
- ②マガジンを本体に装填
- ③コッキングレバーを前後する(連動してコッキングインジケーターがせり上がる)
- ④トリガーを引くと発射(インジケーターが戻る)
評価[]
- ライバルシリーズのエントリーモデルではあるが、連射力の低さと狙いのつけづらさを除けば、その射撃性能は非常に高い。従来のダーツ型ナーフとは別次元のゲームが楽しめる。
- 商品画像ではイメージしづらいが、かなり大きい。
- 全長は延長ストックを装着したRETALIATOR(リタリエイター)とほぼ同じ、ノンオプションのMODULUS ECS-10(モジュラス)から3cmほど小さいだけ。横の厚みに至ってはそれらを更に上回っている。
- ストックを肩につけて構えることもできるが、アイアンサイトが無い上にコッキングハンドルの位置のせいでほとんど狙いを定められない。スプリングの音も非常に大きいため、補聴器をつけている人は要注意。
- ラウンドマガジンを突っ込む都合上、グリップ径はかなり太い。
- 本体の剛性はNerfの中でも特に頑丈で、ぶつけても壊れにくい。グリップ部分はよくある塗装ではなく黒いパーツが組み合わされたもので、擦れを気にする事無く扱える。
- コッキングハンドルは堅く、大きさも成人男性だと手の小指~薬指がひっかかるくらいしかないため、引っ張るには結構力がいる。どうしても連射力は劣るため、電動モデルと正面からやり合うのはやや厳しい。
- ストックを肩~上腕部に当て、指ではなく手のひらで包み込むように引っ張ると幾分スムーズにコッキングできる。
備考・小ネタ[]
- ライバルシリーズの代表選手として、米国消費者団体「W.A.T.C.H.」発表の2016年度ワースト・トイ第5位にその名を刻んでいる。ハズブロもこれを受けてか、2016年末にマスクを同梱したモデルを販売するようになった。