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「HAIL-FIRE」は、2012年に販売を開始したN-STRIKE ELITEシリーズの電動セミオートブラスター。記念すべきエリートシリーズ初号機である。

付属品として6連クリップ×4個、エリートダーツ24本が同梱。

カラーバリエーションとして、クリアブルーパーツで組み立てられた「Sonic ICE」版が2013年にリリースされている。

詳細[]

単3電池4本で稼働するクリップシステムブラスター。電池ボックスは本体上部後方・グリップ直上に内蔵。さらにナーフ初の試みとしてメイントリガー下部にモーターを起動する「アクセラレーショントリガー」が設けられている。タクティカルレールは本体上部後方と銃口下部に計2本を装備。本体上部前方にはクリア素材が使用されたクリーニングドアが配されている。

円盤のような胴体下部に最大8本のクリップを装着できるとんでもないモンスターマシン。本体上部前方のキャリングハンドルを前後に動かすことでクリップ装着部が左回転し、新しいクリップを発射位置に持ってくることが出来る。なお、梱包状態では上部カバーとキャリングハンドルが分解されているため、これらを組み立ててやる必要がある。

同梱されているクリップは6連タイプ4本だけなので、性能をフルに発揮するなら他からかき集めてくるか、6連タイプ4個とエリートダーツ24本がセットになった「HAIL-FIRE UPGRADE KIT」を別途購入する必要がある。クリップをフル装填すると昔のSFに出てくるタコのような火星人を彷彿とさせる珍妙な外見になるが、これをエリートシリーズ第1号に選んだハズブロのチャレンジ精神たるや恐るべし。

使い方[]

  • ①電池ボックスを開放し、電池を装填(要ドライバー)
  • ②クリップを装填する
  • ③アクセラレーショントリガーを引き、モーターを始動
  • ④アクセラレーショントリガーを引き続けている間、トリガーを引くとダーツが発射される
  • ⑤クリップを撃ち切ったらキャリングハンドルを動かし、次のクリップに交換する
  • ⑥遊び終わったらクリップをそのまま引き抜く

ダーツが詰まった場合はクリーニングドアを開放し、ダーツを取り除く。
フライホイール方式に共通する難点として、モーターが最高回転速度に達しないと威力が発揮できない。アクセラレーショントリガーを握ってから射撃開始まで1秒ほど待つのが無難。過度の連射もホイールの回転速度を落とすため、射程を重視するならワンテンポ待ってトリガーを引くべし。

評価[]

  • 複雑な機構ではあるが、射撃性能は良好。クリップ固定部の強度も十分。
    • キャリングハンドルを雑に扱うとクリップが上手くハマらないので注意。

備考・小ネタ[]

  • 最大装弾数は18連クリップ×8本=144発。フリップクリップやドラムクリップはかさばるため、35連ドラム×4本=140発が限界。いずれにせよ全ナーフ最大の装弾数であることに変わりはない。
  • エリートシリーズのクリップシステム採用機では唯一、延長バレル・ストックアダプターの両方を装備していない。
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