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「HEARTBREAKER BOW(ハートブレイカーボウ)」は、2013年(日本では2014年)に販売を開始したREBELLEシリーズの弓(ボウ)型ブラスター。

付属品として5連ダーツホルダー、レベルエリートダーツ5本が同梱。

ピンク主体の「Phoenix(フェニックス)」、青主体の「Vine(ヴァイン)」の2カラーが同時販売されている。また、後に米本国のトイザらス専売モデルとして金色主体の「Golden Edge Bow」がリリースされている。

詳細[]

◆本体◆[]

正統派アーチェリーを模した先込め式ボウブラスター。タクティカルレールは機関部上部に1つを装備している。

BLAZIN' BOWと同じく、プランジャーと弦で繋がったハンドルを引き、引き切ったハンドルを離すことでプランジャーを縮め、圧縮空気でダーツを飛ばす方式を採用している。あちらと異なるのは、専用のミサイルダーツではなく通常のELITE規格のダーツを使用する点。

◆付属品◆[]

  • 5連ダーツホルダー
    タクティカルレール対応のダーツストレージで、エリートダーツ5本を懸架できる。フェニックスはピンク色、ヴァインは水色。

使い方[]

  • ①ダーツを装填する
  • ②ハンドルをつまみ、弦を引く
  • ③終端となる緑色のプラキャップが機関部から飛び出るところまで弦を引いたら、ハンドルを離す

うまくとばすコツ[]

  • ダーツは丁寧に扱うべし
    どのブラスターでも共通することだが、潰れた・曲がったダーツを使うと飛距離は大きく落ちる。しっかりしたダーツを使っても、ちゃんと銃口の奥まで差し込んでやらないと空気漏れを起こす。確実に装填しよう。
  • 最後まで弦を引くべし
    それなりに引っ張ったところで少し突っかかる感覚を感じるが、そこは終端ではない。更にもう一段階引っ張ると、機関部からプラキャップが顔を出す。ここまで来ないと最大飛距離は出せないのだ。「(力を入れ過ぎずに)本当にこれ以上引けない」という所まで持って行ってやる必要がある。
  • 躊躇いなく弦を放つべし
    おそらく多くの人は「親指と人差し指・中指でハンドルをつまんで洗濯バサミを開けるように指を左右に放す」と思われる。注意すべきはこの瞬間で、わずかに力が緩み、弦が少し引っ込んだ状態に戻ってしまうことがある。ハンドルは回転式のカバーがついているため、カバーの回転に任せて指を後ろに流し、最後まで弦を引くように放すといい。

評価[]

  • 使い方こそ難しくはないが、万人向けのブラスターとは言い切れない。上手く飛ばせるようになるには少しばかり練習をする必要がある。そして実際に弓矢を扱うような動きをしなければいけないため、日頃から運動をしていない場合、数十発を撃つと意外と疲れてくる。
    • 連射力が絶望的に足りず、パフォーマンスが己の肉体に左右される難点こそあるが、そのギミックの快感、そして上手く使いこなせた時の達成感は銃型ブラスターでは決して味わえないものがある。
    • 「よくとぶ・つよいブラスターがほしい」「何でもいいから適当に振り回して撃ちまくりたい」だけなら、レジに持っていく前に少し考えた方がいいだろう。逆に「デザインに惹かれるものを感じた」「練習が必要な『上級者向け』モデルを極めたい」なら、勇気を出して通販サイトのボタンを押そう。
  • 付属のダーツホルダーは中々に役に立ち、他のブラスターにも流用しやすい。装弾数が丁度5発のモデルと相性が良いのは勿論だが、中でも同じレベルシリーズのSWEET REVENGEはデザインの親和性からもぴったりの組み合わせ。

備考・小ネタ[]

  • ブラスターの使用制限がないナーフサバゲーに持ち込めば、他の参加者からほぼ確実に「こいつ……出来る!」とウケをとることが出来るだろう。電動モデルに袋叩きにされて「やめときゃよかった」と後悔させられるかもしれないが。
    腕に覚えのある人はナーフ界のマッド・ジャックを目指してみてはいかがだろうか?
  • 「飛距離が物足りない、いっそ改造してみるか」という人への改造例―
    • プランジャーのバネをいじるのではなく、空気弁となる銃口ぎわの爪パーツを除去する。この爪パーツがダーツに押されてプランジャー内に沈むと、空気の流れる道が出来る。つまりダーツが飛び出すと同時に爪パーツが戻る=空気が遮断されていくため、ダーツは最後まで空気に押してもらえないのだ。爪パーツが無ければ全ての空気がダーツを押すことになるが、その分プランジャーのブレーキが無くなり、パーツの衝突で痛みやすくなる点には注意。
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